野球 少女。 「わきまえやすい日本人」必見。映画『野球少女』(轟 夕起夫)

プロ野球選手を目指して「トライアウトを受けるつもり」だと言う彼女に、思わず「はいっ?」とリアクション 泥臭さすら覚えるほどの葛藤や奮闘を経て、「プロになりたい!」と願い続ける彼女の姿が少しずつ周囲の固定観念に風穴を空けていく
モデルとなった実在の選手の努力と葛藤に迫るため、イ・ジュヨンは40日間のトレーニングを受け、すべてのシーンをスタントなしで演じきった 「いやあ、だって所詮、映画のなかでのお話でしょ」なんて冷笑的になるなかれ
映画であれば『ベスト・キッド』(1984)や『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)、はたまたマンガの『あしたのジョー』を思い出す方もいるのではないか そんなイ・ジュヨンが今回演じたのは、最高球速134キロを誇りプロ野球選手を目指す〈天才野球少女〉!モデルとなった実在の選手の努力と葛藤に迫るため、イ・ジュヨンは40日間のトレーニングを受け、すべてのシーンをスタントなしで演じきった
スインの母親には、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」では強烈な叔母役、「椿の花咲く頃」ではソウル大卒の離婚弁護士を演じ、『82年生まれ、キム・ジヨン』では高校生時代のジヨンを救った女性を演じるなど、幅の広い演技が魅力の ヨム・ヘラン 「トゥモロー・ウォー」 C 2021 SKYDANCE PRODUCTIONS, LLC AND PARAMAUNT PICTURES. さらに、友人や家族からも反対されてしまう
ラジオネーム「ありばる」さん で、共感するシーンもあったりするとおっしゃっていて
トライアウトのシーンはハラハラドキドキ 周りの人達が女性がプロ選手になれないと諦めさようとする展開
94
また2020アジアアーティストアワードでアイコン賞を受賞するなど、名実ともに韓国のスターとなって注目を浴びている 好きなことだけを極めてきて、その上を目指していく人たちの一体感
どんな困難が立ちはだかろうとも決して枯れない情熱 そんな彼女がこれから目指すべき道が、一見ぶっきらぼうだが高い分析能力を持ち的確な指示をするコーチのおかげで見え始める
そして、本作は野球を題材としながらも、試合シーンがいっさいない ということで、この『野球少女』をもう見たよ、というリスナーのみなさま、<ウォッチメン>からの監視報告(感想)を、メールでいただいております
その新コーチには、選手としての才能がないことに気づき、一度は荒れた生活を送っていた過去もあった そんな彼女の元に、新しいコーチがやってくる
完成した映画は、いくらでもスポ根物にできるところをそうはせず、しかもおちゃらけた描写も排除して、とっても真摯に作られている 母や友だち、野球部の監督からも、夢を諦めて現実を見るようにと忠告されてしまう
好きの熱量がどれだけ多いか その過程はエンターテインメントとして面白く、そして理不尽な壁に挑み乗り越えようとする普遍的な物語としても心に響く
いわゆる典型的な美人女優ではなく、クールな顔立ちと強い意思を感じさせる目力がそうしたキャスティングの一因だろうか 大ヒットTVドラマ 「梨泰院クラス」で、 世界が心を奪われた 韓国の新世代スター、 イ・ジュヨン主演作! イ・ジュヨンは、一昨年の第23回釜山国際映画祭で今年の俳優賞に輝いた演技派
52
さらに、友人や家族からも反対されてしまう。 あと、予算的な事情だとは思うが、通常のスポーツ映画なら最大の盛り上がりになるであろう試合の場面が一度もないのはやはりさびしい。 同じくプロになる夢に破れたジンテは、スインをスカウトの目に留まらせるための作戦を練り、特訓を開始する。 試合に勝つか負けるかではないところに焦点を絞っており、それが作品の魅力に直結しているのだ。 最高球速134キロの豪速球とボールの回転力が強みの<天才野球少女>チュ・スイン。
53